2015年3月21日土曜日

名ドラマー中嶋俊夫さん『ハイそれまでヨ』

 新潟から大阪に来て1週間、真冬に逆戻りですごく寒かったけど、やっと暖かくなってきたせいか、今月の第三月曜の私のライブは1ステージ目から満席でした!
毎月来て下さる常連のお客さんを始め、この日は昔の懐かしいお客さんが、たくさん来て下さいました。「この店が潰れたらあかんから、今の若いヤツに酒の飲み方を教えに来たぞ〜!」と若い社員さんをたくさん連れて来て下さったり、最近はオープン当時からのお客さんで、転勤や移動などで途絶えてしまっていた方が、またちらほら来て下さる事も多く、マスターが一生懸命頑張って来た歴史を感じます。ニューサンのお客さんは、情深くてアットホーム、身内のようにニューサンを大切に思って下さるお客さんばかりで本当に感謝です。この日は、店のスケジュールや広告を作ってくれていた、若くして亡くなったけんちゃんの命日でした。マスターが、けんちゃんの写真を出して、前に水割りを作って置いてたけど、けんちゃんがたくさんお客さんを呼んでくれたのかな?!
「ハイそれまでヨ」
最近は、私のライブにも若いお客さんが来てくれます。スタンダードジャズは、昔の映画と共に生まれて来た曲がたくさんあるのですが、私がトークで紹介する映画やジャズに興味を持ってくれるのは、とても嬉しいことです。この日は特に懐かしい 映画音楽のリクエストが多く、映画『上流社会』から『True Love』、『夜の豹』から『The Lady Is A Tramp』、『カサブランカ』より『As Time Goes By』 など、1950年前後くらいの映画ですが、この頃の映画はとてもロマンティックで感情豊か、恋をするのも一生懸命な、今の時代よりずっと魅力的な時代だったと私は思います。女性のお客さんも「私達が若い頃よく聞いた曲を聞くと、とても懐かしく幸せな気持ちになって帰れるの」とおっしゃって頂けるとすごく嬉しいです。
そしてこの日、アロージャズオーケストラのメンバーで、本日のドラマーの中嶋さんも、ドラムを叩きながら、植木等の『ハイそれまでヨ』を歌ってくれましたが、もう客席は大爆笑。最後のステージも、「ピアノを弾くのに、僕は1本の指で十分なの」と今度はピアノでパフォーマンスを。もう、この方はどこまでエンターテイナーなの!日頃すごいドラムを叩く中嶋さんの、こんなに面白い一面も見れて、今日のお客さんは本当にラッキーでした。中嶋さん、「今度は何しようかな?」なんて言ってたけど、これからも第三月曜日のライブは、楽しいショータイムを目指して頑張ります!(笑)

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