2015年9月29日火曜日

秋のジャズイベントのご案内

 大阪から飛行機で新潟に帰って来た時、今度は新潟を機内からパチリ★ 黄色い田んぼを見てもわかるように、新潟はすっかり秋の気配です。さて、秋はジャズイベントが盛りだくさん!ジャズファンの皆さんと、また色んな会場でお会い出来るのを楽しみにしています♫

【 第34回 神戸ジャズストリート2015 前夜祭 】 
 10月9日(金)19:00-22:00 (受付 18:00)
  ANAクラウンプラザホテル神戸 10階大宴会場『ザ・ボールルーム』
  ● 19:40〜 秋満義孝(p) 水田欽博(b) 藤田洋(ds) 鈴木直樹(cl) 佐久間和(g)
  ● 20:30〜 ニューオリンズレッドビーンズ

【 第34回 神戸ジャズストリート2015 】
 10月10日(土)
  ● 12:00〜 『神戸外国倶楽部』 秋満義孝(p) 水田欽博(b) 藤田洋(ds)
  ● 14:00〜 『The Bar(ANAクラウンプラザホテル4階)』ニューオリンズレッドビーンズ
  ● 16:00〜 『神戸バプテスト教会』  ニューオリンズレッドビーンズ
 10月11日(日)
  ● 12:00〜 『The Bar(ANAクラウンプラザホテル4階)』ニューオリンズレッドビーンズ
  ● 15:00〜 『インドクラブ』  秋満義孝(p) 水田欽博(b) 藤田洋(ds)
さすが、米どころ新潟!

【 第9回 東大阪鴻池ジャズストリート2015 】
 11月1日(日)開場:12:00 開演:12:30  場所:メイン会場(鴻池新田会所)と周辺会場
  多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

細川綾子(vo) & 青木弘武(p)
         ジョイントライブ 】
 11月2日(月)19:30〜、20:40〜、21:50〜 『ニューサントリー5』前売券:2,500円

【第15回新宿トラッドジャズフェスティバル
 11月14/15日(土/日)11:00〜16:30

2015年9月22日火曜日

〜 佐々木秀成さん ( bass ) に捧ぐ 〜

故 佐々木秀成さん(b)

 ニューオリンズレッドビーンズのベース、佐々木秀成さんがお亡くなりになられて1年が経ちました。『40の手習い』と言いますが、まさに、彼は40歳からラスカルズの石田さんにベースを習い、素晴らしいニューオリンズジャズベースを弾かれるようになりました。いつも前向きで、「死ぬまで現役」とおっしゃっていた通り、死ぬまでベースを弾いておられました。
 そんな佐々木さんを想い、この度1周忌の追悼コンサートをやることになりました。レッドビーンズのメンバーに加え、ニューオリンズバンドの有志や佐々木さんを知るファンの方がたくさん集まって、とても素敵なコンサートになりました。。。
1部でのバンド演奏は、ニューオリンズの葬送曲《Just A Little While To Stay Here》から始まりました。私の歌は、佐々木さんが好きだったゴスペル《Amazing Grace》を捧げました。佐々木さんの奥様もお見えになられており、目頭を押さえて聞いていらっしゃいました。
 佐々木さんはよく冗談を言って笑わせてくれましたが、私の一番の思い出は、佐々木さんとの長電話。「池ちゃん、めちゃめちゃ腹立つね〜ん!」とバンドリーダーの池本さんの悪口(?)を言いながら、バンドやジャズの話で盛り上がったこと!(笑)池本さん、ごめんなさーい (^^;;)
追悼だから悲しい曲ばかり....ではなく、ニューオリンズのお葬式風に、私は1部でゴスペルや賛美歌を厳かに、2部では《When You're Smiling 》や《You Are My Sunshine》などの明るい曲や、ブルース《Make Me A Pallet On The Floor》を歌いました。
このブルースを歌った時、司会のクリスに本当の意味を教えてもらったけど、とても “や〜らし〜い” 内容でした (^〜^;)  。お客さんも知りたそうだったけど・・今度こっそり教えてあげるね (^^)
 おなじみ司会のクリスは、とてもいい声!それに、アメリカ国籍の大阪人だけあって、さすがぼけ突っ込みが上手く、粋なジョークでいつも会場を盛り上げてくれます!
 コンサートの後の打ち上げは、近所のお料理屋さんまでマイクロバスで移動し、45人の大宴会。日頃ニューサンに来て頂いても、私は仕事中なのでなかなかお話が出来ないメンバーやお客さんと、打ち上げではゆっくり楽しいおしゃべりを楽しみました v(^o^)v

2015年9月15日火曜日

松之山温泉 JAZZ ストリート

美しい田園風景『棚田』
9月に入ってからずっとお天気が悪かった新潟でしたが、『松之山温泉ジャズストリート』の日は朝から久しぶりの快晴☀️ 野外コンサートだったので、本当に晴れて良かった!越後湯沢駅で、東京や広島から来るメンバーをピックアップし、松之山温泉に向かいました。湯沢駅から、津南町方面に向かう、かなりきつい峠を1時間ほど走り、松之山温泉に到着しました。松之山温泉は棚田で有名ですが、ちょうど秋の収穫シーズンを控え、黄色くなった稲穂が、秋の風にそよそよと揺れ動く様がとても心地よく、「そろそろ新米の季節だね〜」なんてメンバーと話しながら、美しい田園風景も楽しめました。
岡本章生さん(tp)、リバーの木下くん(tp)と
到着してリハが終わり、お弁当を食べていた部屋は、本日のゲストバンドでトランペットの岡本章生さんとも同じお部屋で、初めてお話する機会を持てました。岡本さんは、《 岡本章生&ゲイ・スターズ 》というバンドで活躍されており、あの有名な、『8時だよ全員集合』という番組で、加藤茶の名セリフ、「ちょっとだけよ〜、あんたも好きねえ〜♥」と、アヤシ〜イ踊りをする時に、バックでアヤシ〜イ(笑)トランペット演奏をされていた、あの方であります!私も『8時だよ全員集合』は大好きで、毎週欠かさず楽しみに見ていたので、何だかとっても懐かしくて嬉しくて、リバーのトランペットの木下くんと一緒に写真を撮って頂きました!
左手に大阪の淀川が見えます
温泉街の駐車場に作られた会場には、既に200人ほどのお客さんがお集まり下さり、マーチングをして入場するリバーを拍手で出迎えてくれました。ここでの私の歌は、【リンゴの木の下で】【テネシーワルツ】【You Are My Sunshine】など、なるべく皆さんで一緒に歌えそうな歌をと選曲したのですが、本当に皆さん楽しそうに一緒に歌って下さいました (^o^)♪ 良かったー!
 今回は、次の日大阪でまたコンサートがあり、大急ぎで帰らなければならなかったので、美人林には行けなかったけど、棚田の美しい田園風景は見れたし、でももしまた機会があれば、ゆっくり温泉につかりたいな〜。
 帰りはまた激しいヘアピンカーブのある七曲がり峠を越えて、一路新潟空港へ向かいました。最終便で伊丹空港に着陸する時、あまりに大阪の夜景が綺麗だったので、機内から写真をパチリ☆ 新潟の棚田と大阪の夜景.......どちらも素敵な風景です。。。

2015年9月8日火曜日

光明池まつりたそがれコンサート2015

小林真人さん(b)、結美ちゃん(g&vo)と
今年の『光明池まつりたそがれコンサート』は雨模様。昨年同様ジャズコンサートの前に、ニューサンの周年祭にも登場してくれた結美ちゃんのソロ演奏がありました。結美ちゃんが「次の曲は、太陽の光が燦々と降り注ぐブラジルの海で・・・」と説明し出したら、更にザーッと雨脚が強まり、『何と言うタイミングで.....ー_ー; 』と思いましたが。。。 雨音をバックに、ポルトガル語でのボサノバを聞くのも、ノスタルジックな気分になって素敵でした!お客さんも年々増えて、近所の駅からコンサートを楽しみに来て下さっている方や、ニューサンのお客さんも聞きに来て下さってました〜(^o^*)
多田恵美子(p) 小林真人(b) 中嶋俊夫(ds)

 ジャズコンサートのメンバーは、ピアノは多田恵美子さん、ドラムはアロージャズオーケストラの中嶋俊夫さん、そしてベースは東京からお越し頂いた小林真人さん。私の歌は、懐かしい映画音楽やスタンダードジャズナンバーを中心にお送りしました。とても美しいアドリブを弾いてくれる恵美ちゃんのピアノで『Moonlight Serenade』や『The end of the world』、中嶋さんのドラムをフィーチャーしての『Take The ‘A’ Train』、『Georgia On My Mind』での小林さんのベースソロもかっこ良かった〜 野外コンサートの上、更に雨が降ったので、すごく蒸暑かったけど﹅﹅そんな中でもたくさんのお客さんが聞いて下さいました。ありがとうございました!
小林真人さん熱演!
この日の夜は、ニューサンでラスカルズのライブがあり、ベースに小林さんが入って下さいました。ラスカルズのドラムの木村さんから「世界的に有名なニューオリンズベースの小林くんを東京から呼ぶトントンは、さすが目が高い!」とお褒めに預かるくらい、小林さんの演奏は本当に素晴らしい!ベースはコードを弾きリズムを刻む楽器で、どちらかというと地味な存在ですが、その存在は縁の下の力持ちごとく、ピアノとドラムに挟まれ、とても重要なポジションにある楽器でもあります。小林さんがニューオリンズジャズバンドで演奏すると、バンドが更に際立つというか、そのくらい素晴らしいビートを奏でます。またベースソロもご機嫌!彼の力強いスラッピングは、目を見張るものがあります。小林さんとはまた10月に『神戸ジャズストリート』の前夜祭でご一緒させて頂くのですが、ジャズ好きのお客さんが集まるこの時は、マニアックなブルースでも歌おっかな〜♫

2015年9月1日火曜日

大感謝!ニューサンの45周年祭

 ニューサントリー5の45周年祭は、お陰様で100人を超すお客様が、お祝いに駆けつけて下さいました。本当にありがとうございました!!毎年人気の福引きも8時頃には終了し、日本酒やお米やワインをお土産に持って帰って頂きました〜この日は、ニューサンのオープン当時からよく来て下さっていたお客様がたくさんお越し下さり、懐かしい顔ぶれでした。
マスターの挨拶
マスターの挨拶も傑作!「しんどい、しんどい」言うマスターに、司会のクリスが「次は50周年を目標に頑張りましょう!」と声をかけたら、「来年どころか、1週間後も生きてるかどうかわからへんのに・・・・・。時々お客さんもお店に来て、元気な姿を見せてくれへんかったら、死んだんかいなと思うで〜」と言ったら大爆笑!「今や高齢化社会で、今日来てくれてはるお客さんの中に、30歳以下の方なんていらっしゃいますか?」と質問したら、3人くらい手をあげてくれたかな。その中に、早稲田のニューオリンズジャズクラブの学生の女の子もいました。たまたま東京から大阪に来ていて、ニューオリンズジャズを聞きたくて、周年祭とは知らずに来てくれたんだって!こんな若いお客さんがもっとたくさんジャズを聞きに来てくれたらとても嬉しいので、今後ニューサンでは、30歳以下のお客様には、ライブチャージを無料にさせて頂きます。そして、今まで40周年から行って来ました40歳以下割引を、45周年をもちまして終了致しますが、これから新たなサービスを年齢に関係なくさせて頂こうと思っております。
Mitchと45周年スペシャルバンド
 ニューサントリー5は、オープン当初から出演して頂いている『ニューオリンズラスカルズ』を初めとした、大阪で唯一ニューオリンズジャズを聞けるライブハウスですが、最近は『Mitch』『韻シスト』『モンデュー』『Heartful Fanks』など若いミュージシャンのバンドも入ってくれて、お店を盛り上げてくれています。今日演奏してくれた結美ちゃんも、去年の『光明池たそがれコンサート』で初めて出会いましたが、それからのご縁で時々演奏しに来てくれています。45年という長い年月を経た時代の変化の中で、『ラスカルズ』のようにずっと変わらないジャズを演奏し続ける素晴らしいジャズバンドと、若者がファンキーに奏でる彼ら風のジャズ。これからのニューサントリー5は、そんなジャズをどちらも聴けるお店でありたいと思っています。