2016年4月10日日曜日

ジプシージャズ《モンデュー》のご紹介!

 毎月第4月曜日に出演して頂いているジプシージャズ《モンデュー》は、彼らのファンの方がたくさん来て下さる人気バンドです!ギタリストや、時にはニューオリンズジャズがお好きな方も来られますが、彼らのクラシカルなジャズの演奏には、私も同じトラディショナルジャズの魅力を感じます。
ジプシージャズとは、1930年代にギタリストのジャンゴ・ラインハルトが始めたジプシーの伝統音楽とスイングジャズを融合させたフランスのジャズです。メンバーは、奈倉翔(vil)、秦弘作(g)、長谷川光(b)、そしてリーダーの伊藤淳介(g) という4人で編成され、毎月素晴らしい演奏を聞かせてくれます。『I'll See You In My Dream 』や 『It Had To Be You』、『I Can't Give You Anything But Love 』などのスタンダードジャズや、演奏される曲の中には、知らない曲もたくさんありますが、知らない曲でも、彼らの演奏には惹きつけられますよ〜。
『ジョセフジョセフィン』のようなアップテンポの曲は、ベースとギターのしっかりしたリズムにバイオリンが軽快に乗って演奏しますが、お互いに目で合図をしながら、リズムを全く狂わせることもなく、それぞれ技術の高いソロ演奏を聞かせます。演奏もさながら、彼らの演奏する姿もカッコいいですよ〜!聞いているこちら側も、そのキレのいいスインギーな演奏に圧倒され、どれほど心地いいことか!最近、3枚目のCDを出されたそうですが、その中にリーダー伊藤さんのオリジナル曲『秋の風』が入っています。MC(トーク)で長谷川さんに、「これはどういう曲ですか?」という質問をされて、ちょっと福山似の伊藤さんが、「秋の風を感じて、『あー、秋だなぁ〜』と思って作りました」と・・・。思わず「そのまんまですね ^^;」と突っ込みたくなりましたが(笑)、スローなワルツで奏でるその曲は、まさに“秋の風”を感じる情緒溢れる曲に仕上がっていました。。。
左から)秦弘作(g) 長谷川光(b) 奈倉翔(vil) 伊藤淳介(g)
そして更に、彼らの人気の秘訣は演奏だけでなく、いつもどこかにワンポイント効かせた派手なスーツを身にまとい、まるでホストの様にお客様ににこやかに話しかけてくれるところがステキで(笑)、女性にも男性にも人気なのです!一見派手そうに見えて、お話しすると意外とシャイな彼らは、とても優しい紳士です。MCは、いつもベースの長谷川さんがされますが、彼のユニークなお喋りもとっても面白いし、演奏する曲もわかりやすく紹介してくれます。
 モンデューのライブは、オススメです!是非、聞きにいらして下さいね〜(^O^☆♪

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