2016年7月21日木曜日

ニューオリンズラスカルズの志賀奎太郎さん(tp)、天国へ・・・

 新潟ジャズストリート前夜に、ニューオリンズラスカルズのトランぺッター、志賀奎太郎さんが亡くなられたと母から訃報の知らせがありました。約6年前に胃癌で全摘手術を受けられ、その後少しずつお元気になり、ラスカルズの50周年祭やニューサンにも時々演奏に来られていたのですが、今度は階段から落ちて骨折し、その後は寝たきりになって、あまり良くない状態だと聞いていました。でも私の中では、奇跡の復活をして欲しいという想いはずっとありました。。。
ニューサン40周年祭に志賀さんと
 ラスカルズとは、1970年のニューサンオープン時からのおつきあいで、暑い夏がやってくると、1975年頃から1990年頃まで、毎年夏休みに、関西地方のあちこちのリゾート施設へ、ラスカルズの演奏合宿に行った事を今でも思い出します。メンバーの家族や私達ニューサンスタッフなど大勢で宿泊し、昼間はプールで泳いだり、テニスやゴルフをしたり、夜はレストランでラスカルズの演奏を聞きながら食事をし、部屋に戻ったら皆でトランプをしたりと、そんな優雅で楽しい時間を過ごしました。だからラスカルズのメンバーは、私にとって親戚のおじさんくらい近い存在で、一人でも欠けるなんて、いつかこんな日が来るとわかっていてもショックなことでした。。。
熊本から来てくれた豊田さんとお友達 ジョイアにて

 志賀さんは、よく私の歌も褒めて下さいましたが、そんな私に出来る事は・・・・・次の日から始まる新潟ジャズストリートで、志賀さんに伝授してもらった歌を歌って、密かにご冥福をお祈りしようと思いました。土曜日の会場は『コーヒーショップ器』と『ジョイア・ミーア』でしたが、今年もたくさんのお客さんがリバーサイドジャズバンドの演奏を楽しみに来て下さいました。今年3月に熊本転勤になった私のテニスの友人も、ジャズストリートに合わせて、新潟のお友達と聞きに来てくれました〜(^o^)/   志賀さんへの追悼は、もちろん《 In The Garden(天国へ)》と《 Chichen Ain't Nothing But A Bird 》。“Chichen”は、ラスカルズで志賀さんが時々歌っていたのですが、歌詞の内容もリズムもすごく面白いので私も歌いたくて、志賀さんにお願いして歌詞を書いて頂いた唯一の曲です。この曲を歌う度に志賀さんを思い出します。
 ニューオリンズラスカルズの素晴らしいトランペッターであり歌手であった志賀さん。これからは、志賀さんが歌っていたたくさんの賛美歌やゴスペル、トラディショナルソングを、私が引き継ぎます!

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